米国の一地方都市で特許事務所を経営する米国パテントエージェント兼日本弁理士が日々の業務で体験した事、感じた事を綴っています。

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USPTO 庁手数料の改定(2013年3月19日)

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2013年3月16日の米国改正法(AIA)の一部施行に伴い、3月19日以降、米国特許商標庁(USPTO)に対する出願、中間処理、特許維持年金等の料金表が改定された(AIA Section 10に基づく改定)。

減額された項目もあるが、全体としてはかなり値上傾向の感が否めない。

例えば大企業の場合、新規に米国特許出願を行う場合、基本手数料、調査料、審査料の3基本項目を合せた合計が$980から$1600へと6割増になった。
(Basic filing fee($330→$280)+Search Fee($430→$600)+Utility Examination Fee($220→$720))

改定後の料金表はこちら

一方、今回の改訂のひとつの目玉として、従来のLarge Entity (大企業)用料金、Small Entity (中小企業)用料金に加え、Micro Entity (特定の条件を満たす個人や発明者のグループ)用料金が設定されたことが挙げられる。ほとんどの手数料について、これまで通りSmall Entityに課される料金はLarge Entityの半額である他、Micro Entityに課される料金はLarge Entityの75%割引になる。

とはいえ、通常の企業にとって、Micro Entityの導入による影響はほとんどなさそうだ。

また、最後の拒絶理由通知(Final Office Action)後のクレーム補正が認められなかった場合等によく行なう継続審査請求(RCE)の手数料がこれまでの$930に比べかなり値上がりした上(1回目のRCE手数料が$1200)、2回目以降のRCE手数料は$1700と更に高額になる。

RCEによる出願審査の引き延ばしをできるだけやめさせたいという事だろうか。。。(汗)

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プロフィール

中西康一郎 (Koichiro Nakanishi)

Author:中西康一郎 (Koichiro Nakanishi)
日本の特許事務所、企業知財部勤務の経験を経た後に渡米し、米国の特許法律事務所に8年勤務後、米国テキサス州ヒューストンにおいて、日本企業の米国特許出願代理を専門とする代理人事務所(Nakanishi IP Associates, LLC)を開設しました。2016年5月、事務所を米国カリフォルニア州サクラメントに移転しました。

現在、Nakanishi IP Assocites, LLC 代表

資格:
日本弁理士
米国パテントエージェント

事務所名:Nakanishi IP Associates, LLC
所在地:
6929 Sunrise Blvd. Suite 102D
Citrus Heights, California 95610, USA

Website:
Nakanishi IP Associates, LLC

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