米国の一地方都市で特許事務所を経営する米国パテントエージェント兼日本弁理士が日々の業務で体験した事、感じた事を綴っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

継続出願によるクレームの範囲の拡張

☆新着情報☆ 新事務所“Nakanishi IP Associates, LLC”開設のお知らせ(完全日本語対応によるきめ細やかなサービスで米国における強い特許の取得をお手伝い致します。)

「米国出願の審査過程において、例えば、オフィスアクションに対する、出願人の対応として、クレームの減縮補正やキャンセルをした後、例えば、継続出願を行うことにより、もとの広い範囲のクレームに戻したり、親出願でキャンセルしたクレームを復活させたりすることはできるのか?」という趣旨の質問をお客様から受けることが時折ある。

「問題なくできます。」というのが回答。

これを禁ずるような規定はない。

審査官から拒絶され、一旦はあきらめたクレーム発明の権利化に再チャレンジできる機会は、厳密には、親出願、子出願(継続出願)の全てについて、特許の発行後2年が経過するまで、すなわち、クレームの拡張を目的とする再発行出願が行えなくなるまでは、認められる。

もちろん、そのようなクレームに対しては、ほとんど間違いなく親出願と同じか或は似たような拒絶理由を受けるであろうから、対象となるクレーム発明の特許性を強く主張するための、それ相応の根拠が必要にはなるとは思うが。

知っている人は知っているが、知らない人も意外に多く、そして米国出願実務では結構大事な知識。。。ではないかと思います。

にほんブログ村 経営ブログ 法務・知財へ
にほんブログ村
ご閲覧いただきありがとうございます!
ブログランキングに参加しています。
クリックして頂けると大変嬉しいです。
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
フリーエリア
プロフィール

中西康一郎 (Koichiro Nakanishi)

Author:中西康一郎 (Koichiro Nakanishi)
日本の特許事務所、企業知財部勤務の経験を経た後に渡米し、米国の特許法律事務所に8年勤務後、米国テキサス州ヒューストンにおいて、日本企業の米国特許出願代理を専門とする代理人事務所(Nakanishi IP Associates, LLC)を開設しました。2016年5月、事務所を米国カリフォルニア州サクラメントに移転しました。

現在、Nakanishi IP Assocites, LLC 代表

資格:
日本弁理士
米国パテントエージェント

事務所名:Nakanishi IP Associates, LLC
所在地:
6929 Sunrise Blvd. Suite 102D
Citrus Heights, California 95610, USA

Website:
Nakanishi IP Associates, LLC

リンク
このブログをリンクに追加する
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。